« 2014年01月 | メイン | 2014年03月 »

2014年02月07日

ナス科野菜の害虫 テントウムシダマシ

2014年2月

生態と被害の様子
テントウムシに似ているが背中の斑点が多い「テントウムシダマシ」と呼ばれる害虫は、気温の低い地域に生息する「オオニジュウヤホシテントウ」と温暖な地域に生息する「ニジュウヤホシテントウ」 がありますが生態は似ています。
春になって最初に植え付けするジャガイモの葉が食害を受け、その後に作付けするナスやトマトの葉に被害が移っていきます。越冬した成虫が葉の裏に産卵し、タワシのような形をした幼虫がふ化してきます。この幼虫と成虫の双方が葉の裏側から加害し、葉が網目状態になってしまいます。ナスは果実にも被害が及ぶことがあり、果実の表面がカサブタのようになります。

防除方法
ジャガイモ、ナス、トマトに登録のある殺虫剤の例
 ・スミチオン乳剤
 ・アディオン乳剤
被害が大きくなってからでは効果がありません。幼虫のふ化最盛期をねらって、葉の裏を重点に薬剤散布します。幼虫のふ化最盛期は六月上旬から下旬ですが、高冷地ほど遅くなります。


2014年02月06日

接木の果菜類苗を植える時の注意

2014年2月

トマトやナスを植えるとき、畑が狭かったり、ビニールハウスを利用するため同じ場所に作付けせざるを得ない場合がありますが連作障害が心配です。トマトやナスを連作すると、畑の土の中に青枯病や萎凋病などの病原菌が増えて、これらの病害が発生しやすくなります。接木苗を利用するとこのような連作障害はかなり軽減されます。

ただし、次の点に注意してください。
・トマトの接木苗
トマトの茎はどこからでも根が出やすいため、成長して茎が長くなると穂木が土に 触れたり埋もれたりして、そこから発根するため、青枯病菌が侵入して青枯れになってしまうこともあります。

・ナスの接木苗
台木の枝が気付かないうちに伸びてきて穂木のナスと同じように成長することがあります。台木の部分をみて早めにこのような枝を整理する必要があります。