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2014年05月06日

よくある問題「トマト・ナス」

2014年5月

事例
「トマトやナスを植えて夏になったら株全体が萎えて枯れてしまいました」

*原因・対策
青枯病が考えられます。土の中の病原菌に感染したためで、連作すると発生します。発生しやすい条件として、地温が高くなりすぎる場合、土壌pHが高くなりすぎる(アルカリ性)場合などがあります。
診断のポイントは根元の茎を切り取って水に漬けると、切り口から白く濁った汁が流れ出てくることです。
発生してからでは防除できません。連作する場合は接ぎ木苗を使います。接ぎ木苗でも深く植えすぎたりして穂木から発根すると感染してしまいます。

事例
「トマトやナスの実が部分的に腐ったように軟らかくなり、しまいには果実がカビで覆われてしまい、茎や葉もカビがついています」
 

*原因・対策
似た病気はありますが、梅雨どきの曇雨天が続くような時は灰色かび病が発生しやすくなります。
梅雨どきはまだ気温が低めで湿度が高いため、この病気が発生しやすくなります。農薬は発生する前から散布しておかないと効果は十分でありません。
密植を避ける、ハウスの換気を十分行うなど、風通しを良くすることです。防虫ネットは目の細かいものは風通しを悪くします。

水田除草剤の使用

2014年5月

水田雑草・発生の特徴
水田のノビエは土壌中でも十年以上は発芽可能な状態にあると言われますので、ノビエが発生していない水田でも安心できません。
オモダカ、ウリカワなどは主に土壌中の塊茎等で越冬するので、地上部だけ枯れても今年発生してきます。

除草剤の効果を高めるために
^陲両態が許す限り早めの散布を行う。
丁寧な代かきを行い水田の水持ちを良くする。
除草剤が水田全体に広がるように十分な水深を確保する。モグラの穴などに注意し水が漏れないようにするとともに、散布後最低七日間は湛水状態を保つ。

水田雑草の除草剤に対する抵抗性について
最近、水田雑草に除草剤に対する抵抗性がついたため、除草剤が効きにくくなったのではないかという声があります。
問題になっているのは、一部の雑草に対してスルホニルウレア(SU)という系統の除草剤成分が効きにくくなっていることで、すべての除草剤と雑草に関してではありません。
JA木曽で取り扱っている水田除草剤の中には、このSU剤だけしか含まれていないような薬剤はありませんので、抵抗性に関してはほぼ問題ないと考えられます。
Ο水田の除草剤の効果は、『散布時期』と『水管理』でほぼ決まります。
Ο除草剤の散布時期は昨年秋に配布した、肥料・農薬等注文書の冊子に織り込まれています。(黄色用紙)