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2016年01月27日

家庭菜園アドバイス(畑の土作り(第2回))

2015年2月

【堆肥を使う】
●堆肥のはたらきは
〆戮い土の粒子をつなぎ合わせ団粒構造を作り、土が空気や水分を保持する能力を高める。
土壌中の微生物の種類と数が増え土壌病害が発生しにくい環境を作るなど化学肥料ではできない働きがあります。

●使い方
 10屐別鵤劃據砲烹横亜腺械悪圓鯣全面に散布して起こすのが一般的です。または深めにウネを割って溝に施し土をかけるやり方もあり、少ない量の堆肥を有効に利用できます。溝に施す場合は未熟な堆肥を使わないようにします。

●ワラやモミガラ、草は堆肥のかわりになるか?
 これらは土に混ざってから腐熟するまで長くかかりますが、土の団粒構造を作る効果があります。
 しかし、腐熟しないうちは土が乾きやすいこと、微生物がこれらを分解する過程で土壌中のチッソが使われるため、作物の生育が抑えられることがあります。そこで、秋のうちに石灰チッソなどチッソ分を含む化学肥料を同時に散布して土にすき込み分解を促進します。

●ケイフンや油カスのような有機質肥料は堆肥のかわりになるか?
 ケイフン、油カスは土の中で分解されてから作物に吸収されるので、化学肥料よりゆっくり、長く効きます。しかし、前述した堆肥としてのはたらきはあまり期待できないので全量を堆肥に置き換えることは適当でありません。

●堆肥を自分で作る
ワラや草を10〜15兩僂鵑農亞ゥ船奪修覆匹鮖局曄∋郷紊靴泙后これを何回か繰り返し積み上げて雨水が入らないようにビニールシートなどで覆っておきます。1ヶ月以上たったら天地返しして3〜6ヶ月後に堆肥を。

水田畦畔、法面などの管理省力化に向けて(第3回)

2015年2月

【センチピードグラス(ムカデシバ)の畦畔への植栽】
■品種は「ティフブレア」(タキイ)などがあります。
,△蕕じめ、ラウンドアップ(除草剤)で雑草を枯らしておきます。
直播きする方法
 降雨後に砂など(雑草の種が混じっていないこと)で増量して播く。時期は5月下旬から6月。
I弔鮨△┐詈法(直播きより確実に増えます)
 種まきの時期は直播きと同じ。30×60僂梁腓さで穴の数が200個のトレーを使います。1箱当たり種を2グラム、土に混ぜてトレーに詰めます。土は通気性のある野菜などに使う培土が適しています。温度をかける必要はなく、適当にかん水すれば育苗はむずかしくありません。播種後約60日くらいして数センチ間隔で穴をあけながら植え付けます。

■↓の二つの方法はノシバ、西洋シバにも応用できると思いますが、播種時期は種類によって異なります。

■JA木曽管内では雑草が繁茂する前(春)にシバの種(種類はグリーンファーム等の店頭で扱っているもの)を直播きしてうまくいっている例もあります(これは土質等の条件にもよると思います)。

※次回はベントグラスの植栽方法とシバ類を増やすための管理方法について紹介します。

2016年01月06日

家庭菜園アドバイス(畑の土作り)

2015年1月

【土壌pHと作物の生育との関係】
 「pH」は土壌に限らず物質が酸性かアルカリ性かを示す単位で、「7」が中性、数値が低いほど酸性を示します。
〆酳の生育に適したpH値はどのくらいか
 多くの野菜は6から6.5くらいが生育に適しています。但し、ホウレンソウは7に近いほど良い、バレイショ、サツマイモ、ニンニクなどは5.5から6くらいと低め、お茶やブルーベリーは5以下の酸性土壌が適しているといったように違いがあります。(詳しい内容は技術員にお尋ねください)

∋誓土壌
酸性の強い土壌では石灰、苦土(マグネシウム)が吸収されにくくなって欠乏症状が出ます。更に、ハクサイなどのアブラナ科野菜に発生する根こぶ病菌が増殖しやすい環境になります。

アルカリ性土壌
石灰をまきすぎてアルカリ性になると、微量要素の中でマンガンなどが吸収されにくくなり欠乏症状が出ます。アルカリ性土壌では、バレイショのそうか病菌(イモの表面がカサブタ状に荒れる)が増殖しやすい環境になります。

★どうしたらpHを知ることができるか
 家庭菜園でpHだけ調べるなら安価な道具、「酸度測定液」が市販されており、簡単に誰でも使えます。各支所では取り寄せになる場合があります。

★酸性土壌を改善する方法
 雨量の多い地域は酸性土壌が多いため、石灰類(苦土石灰、消石灰など)を散布します。苦土石灰で1アール(30坪)当り10〜20圓鯣を起す前に散布します。酸性の強い畑は1回の施用だけでは改善されません。ただし、最近では石灰類をまきすぎた畑も見受けられますので、石灰類を毎年入れ続けてきたような畑は中断も必要かもしれません。

水田畦畔、法面などの管理省力化に向けて(第2回)

2015年1月

【グランドカバープランツ】
 畦畔や法面に草丈の低い植物を播種または定植し増殖を促すことによって、雑草を抑えて草刈りの労力を減らしたり景観の美化を図るために利用するのが「グランドカバープランツ」です。種類によっては木曽地域で問題になっている斑点米カメムシの発生の抑制も期待できます。

■どんな植物が利用できるか
.轡丱競ラ、ヒガンバナ
 ヒガンバナは木曽南部に多く見られます。地下茎に含まれる毒が野ネズミやモグラを寄せ付けないことやセイタカアワダチソウなどのキク科雑草を抑える効果も期待できます。

▲轡侘燹ΑΑΕ離轡弌∪祥離轡弌▲札鵐船圈璽疋哀薀后淵爛デシバ)、ベントグラスなど
 これらは草丈が低く草刈り後の草集めも楽になります。適切に管理すれば草刈りの回数も減らせ、カメムシ類の発生が抑制できる可能性もあります。
※次回はセンチピードグラスとベントグラスの植栽方法について具体例をお知らせします。