【家庭菜園アドバイス】空芯菜(エンサイ)の栽培

 空芯菜(エンサイ)はヒルガオ科サツマイモ属の野菜でビタミン類やミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいます。おひたしや油炒め、スープの具材など幅広く利用できる野菜です。夏場の高温期の栽培に適している野菜ですのでこれからの作付けにおすすめです。

①ほ場の選定
 日当たりの良い畑を選ぶようにしましょう。また、湿潤を好むため元が水田の畑でも良く育ちます。

②畑の準備
 播種の1週間前までに1㎡当たりたい肥2㎏、苦土石灰100g、BB042などの化成肥料を100g施肥しておきます。畝幅は60㎝ぐらい、高さは10㎝ぐらいで立てるとよいでしょう。
 生育が旺盛で広がりやすいので畝間は広めに取るようにしましょう。
 また、高温には強いですが乾燥や低温には弱いので、必要に応じて敷きわらやマルチを使用するのもよいでしょう。

③播種(図①) *図は1条蒔き用の畝で例示
 播種の前に種子を一晩水につけておくと発芽率がよくなります。株間は30㎝で播種をします。一株当たり3粒を播種し軽く覆土をして鎮圧します。水はたっぷり与えるようにしましょう。本葉が4から5葉になったら生育の良い1本を残して間引きしましょう。

株間は20~30㎝程度で、一株当たり3粒蒔き、土を軽くかけます。

④追肥(図②)
 草丈が15㎝ほどになったら一度目の追肥をします。NK204などの化成肥料を畝間に1㎡当たり30g程度でよいでしょう。その後、追肥は肥料切れにならないように月2回程度の間隔で行うとよいでしょう。

追肥は、肥料切れにならないよう月2回程度、畝間に施肥します。(1条)

⑤摘心と収穫(図③)
 草丈が30㎝ほどになったら一度目の収穫を兼ねて摘心を行います。株元から3節ほどを残して折り取るかハサミで切り取ってしまいます。
 その後は、わき芽が伸びてくるので20から30㎝ほど伸びてきた所で1、2節残して順次収穫していきましょう。
 収穫後は、萎れやすいので早めにビニールなどに入れて冷蔵庫にしまうようにしましょう。

⑥収穫後の管理
 生育が旺盛な野菜ですので、ツルが混み合って生育が悪くなってしまうことがあります。その場合は混み合ったところを刈り取って整理し、ツル立ちをまばらにするようにしましょう。

1度目の収穫を兼ね、枝元の葉を2~3枚残して、わき芽の成長を促します。

【参考資料】農文協「農業技術体系・野菜編」

ご相談・お問い合わせ:農業生活部 農事園芸課 ☎(0264)22—2128
           農事園芸課 宇田 晃