令和4年度新規品目野菜栽培活動実績と栽培方法について

 令和3年度からミニトマト、令和4年度から黄なんばん、モロッコインゲンの市場出荷を普及している新規品目ですが、今回は令和4年度の活動の振り返りと栽培方法を見ていきたいと思います!
 別項でもご案内していますが、令和5年度も3品目野菜の生産者を募集いたします。どの品目も簡単で少しからでも出荷できるので、農業初心者の方でも大歓迎です!

1、令和4年度の活動(出荷実績は次項下段参照)

2、栽培方法(ポイント)
(1)ミニトマト
「千果」という非常に甘さのある品種で、日々の芽かきをやっていれば問題ないですが、実が割れやすい品種なため、雨よけハウス(簡易ハウス)を使用することと、ポイントは実を大きくしすぎないために脇芽を伸ばして2本、3本仕立てにします。

(2)黄なんばん
 畝幅60~70㎝、株間40~50㎝、1条植え。
 木曽地域で馴染みがあり、作りなれている方も多いことから始めましたが、栽培は簡単でありながら多収の品目で、植えた後の作業は整枝作業が主となります。ミニトマト同様に脇芽を伸ばして2本~3本仕立てにすると収穫作業もしやすいでしょう。

(3)モロッコインゲン
 畝幅90㎝、株間50㎝~1m、2条植え
 従来木曽でつるなしインゲン(キセラ)を出荷していますが、今回はつるありで平莢のモロッコインゲンになります。播種してから2週間程度でつるが伸びてくるため、その前にネットを張る手間がありますが、多収の品目です。初収穫時に追肥をします。

ご相談・お問い合わせ:農業生活部 農事園芸課 ☎(0264)23-3310
           農事園芸課 鈴木 航