御嶽はくさい出荷本番、木祖・開田高原の産地ごとの目ぞろい会で規格確認

 JA野菜部会は、7月上・中旬に主力品目の御嶽はくさいの出荷本格化に合わせて、主産地である木祖村の小木曽予冷庫と木曽町開田高原西野の開田予冷庫で目ぞろい会を開催しました。
 新型コロナウイルス感染防止の観点から、例年市場状況等の説明を行う都市圏の大手野菜市場関係者は出席せず、三密を避けた分散開催となりました。
 今年の出荷目標は33万ケース(1ケース15㎏)。梅雨入り後の長雨の影響が心配されますが、6月末までの出荷状況は昨年よりやや多く、販売価格も安定的に推移しています。

 同野菜部会では出荷量を確保するため、より早く出荷できる移植栽培に取り組み、木祖村では6月19日、また開田高原では同月25日から関西方面の市場への出荷を始めました。JA木祖村野菜部会会長の笹川 高広さんの畑では20日から収穫を始め、「新型コロナウイルスの影響で先が見通せない中だが、品質管理をしっかり行い、健康にも注意して収穫していきたい」と話しました。